うれしいご報告 その2(2000/12/10) |
12月3日から始まったレミゼ公演。帝劇さんにうれしい動きがありました! まず、ロビーのキャスト表の下に、「カーテンコール」も含む、 「録音・写真撮影・ビデオ撮影」の「禁止」がはっきりと掲示されていました。 そして、上演まえには女性のアナウンスが数回、幕間にはなんと係員のお兄さんが、 通路を歩きながら「上演中はもちろん、カーテンコールでも」との前置き付きで、 「録音・写真撮影・ビデオ撮影は固くお断りしています」ということをおっしゃって くださっています。 おかげで、ひとつもフラッシュが光らない日が続出、出てしまった日も数はめっきり 減ったとのこと。 このまま、「フラッシュが光らないのが当たり前」の客席が戻ってくることを 祈っています。 |
うれしいご報告(2000/8/15) |
ある方からうれしいメールをいただきました! ちょっと私的なことで忙しかったので更新が遅れてしまいましたが、 メールをいただいたのは7月30日です。公開についても許可をいただきました。 ----以下原文引用---- >7/29(土)エリザベートの(山口トート)のアンコールの時、 >いつもの様にフラッシュがあちらこちらで、、、という状況が見られましたが >いつもと違い帝劇のお姉さんがフラッシュの光を見つける(というか確認でき >た場合?)と小走りに駆け寄ってカメラを預かっていました。 >これで現状が少しは改善できるかもしれませんね。 レマニのこの運動が関係しているわけではないかもしれませんが、今までは 見られなかった「カメラをなんとかしよう」という意識が帝劇側に見られたのは 本当にうれしいことです。 お客さん側の意識改革ももちろん大切ですが、もはや手遅れの観もありましたので こういう動きはぜひ続けていただきたいものですね。 |
雑記帳からの転載(2000/3/21) |
「撲滅」という言葉に反応があり、それについて「きゃ4さんの雑記帳」の方で 紹介させていただきましたが、こちらにも転載しておきます(不要部分はカットして あります。原文は雑記帳でお読みください)。 何かご意見などありましたらどしどしマニマニの方へお寄せください。 |
撲滅運動は言い過ぎ?(2000/3/12) |
とある方からメールをいただいた。 アンオフィシャルサイトにおいて、「撲滅運動」という言葉は行き過ぎなのでは ないかとのこと。 確かに撮影・録音は禁止されていることとはいえ、それもファンの愛し方の一つ なのだから声高に批判するのはどうか、とのご意見だった。 私は別に自分の意見が正しいからこれが絶対だ、というつもりで「撲滅運動」を 掲げているわけではない。 でも普通に舞台を楽しみたい多くのファンの方が、それらの方々によって実際 迷惑をこうむっているのだから、少なくとも私だけの勝手な思い込みでもない。 それにこれはむしろアンオフィシャルだからこそ出来ることだと思っている。 録音・撮影したものを悪用するかどうかは、別問題。 犯罪かどうかなど、こちらにとっては全く関係ない。著作権を気にするのは 製作側の仕事であり、ファンにしてみればせいぜい「私は我慢しているのに」と いう程度の問題である(私は別に我慢しているわけではないが)。 ではなぜ声高に撲滅を叫んでいるのか。 それはもちろん、周り中でそういう行為をされること自体が、舞台を見るときに 気になって非常に迷惑だからである。 「そういう愛しかたもあると思って舞台に集中すれば気にならない」そうだが、 それはこちらが努力すべき問題だろうか? 本末転倒だと思う。 そして、個人でどうにかする問題ではないと思うからこそ、製作者である東宝さん 宛てにメールを出したのである。 東宝さんとの直接のやりとりで済ませるべきだったとも書いてあったが、実際 問題として東宝さんからは結局お返事はいただけなかった。ということは、もし 公開しなければ何もしなかったのと同じことである。 でもそれではこうしてサイトを開いている意味はないと思う。 レマニを運営するということは、私がレミゼに対して思う意見を発表すること そのものなのである。 この方には私が「レミゼファンの代表として高圧的に言っている」ように取れて しまったそうである。見ようによってはそう受け取れてしまうかもしれない。 でもま、私はそういうつもりはないし、とりあえず何もしないよりマシという 程度のものである。これはわかっていただくしかない。 それでも気に入らないという方はもう仕方がない。レマニを見ないようにして いただくことをオススメする。 それこそここはアンオフィシャルであり、すべての方に受け入れてもらうように 運営する必要はないし、できるとも思わない。 私自身そうしているが、気に入らないところは見ないに限りますよ(笑)。 |
書き足りなかったこと(2000/3/21) |
「撲滅運動は言い過ぎ?」についてだが、私が書き足りなかったこと、 また、今までのレマニの活動で実際にあった事柄のうち、すでにコンテンツから 消えてしまっていることなどが浮き彫りになってきた。 それを一応ここで改めて表明したいと思う。 まず、「(レマニを)見ない方がいい」と書いたのは、 「私にはみなさんを代表して意見を言っているつもりがない、ということは わかっていただくしかない」 ということを前提にし、その上でもまだ「納得できない方」は見ない方がいいかも しれません、と書いただけである。 意見が違う人は見るな、とかそういうつもりは全くないし、人の意見も聞かない というようなことではない。 どんな意見があっても不思議ではないし、そういう意見を持つこと自体は尊重するが、 だからといってこちらがそれに従うというのでは結局相手の方に私の意見を尊重して いただいていないのと一緒なのである。 今までもそうだったように、人の意見を聞いて納得できる部分は取り入れるし、 そうでない部分は自分の意見を曲げるつもりはないのである。 そして今回いただいた方の意見は納得できなかった、というだけのことであることは ぜひともわかっていただきたい。 あの「見ない方がいい」というのは確かに今までずっと避けてきた表現ではある。 ただ、今年に入って書いたばかりの「あけましておめでとうございます」の文で 「これはやめてくださいね」と書いたばかりのことをされてしまったので疲れて しまい、やむなく書いてしまった。この辺もご理解いただきたい。 もしまだお読みでない方は、上記リンクで目を通していただければ幸いである。 他のサイトがどうであれ、私に意見をくださる方はアドレスを記載するか、掲示板 などの公の場でしてください。お願いです。 次に、東宝さんからの回答は、実は最初からこないだろうとは思っていた。 ただ、私としてはこういうことをしたという事実は残したかったし、それによって 少しでも何かが変わればいいと思ってもいた。 基本的にはレマニはこういうこと(録音・撮影)は望んでいないという姿勢も 示しておきたかった。 ではなぜそういう姿勢を示したかったか、というのは、今までレマニを長いこと 読んでくださっている方にはおわかりかと思うのだが、コンテンツから消えて しまっていたり奥深くに沈んでしまっていることもあるので、改めてお伝えして おきたい。 インターネットという不特定多数が見ることができるメディアであり、レミゼファンの 間では少なからず浸透してきた(ありがとうございます・笑)レマニ。 ここでもし「撮影とか録音する人がいてもいいんじゃない?」 と書いたらどうなるか。 以前とある役者さんが公演期間中にお怪我をされたことがあった。 実際にはどんなお怪我なのかわからないが、とにかく足を負傷され、痛々しい姿で 演じられたことも、代役の方が出られた日もあった。 そしてマニマニに「もし靭帯を切ってしまっていたら」と心配しているファンの 推測が載ったことがあった。 これはもちろん書いた方がそう心配しただけ、というのは普通に読めば一目瞭然で あったし、そうでなければいいね、と話は続いていた。 が、数日後、別の方が帝劇のロビーで
これがどういうことかわかっていただけるだろうか。 もしレマニで「いいんじゃない?」という意見が載ったとすると、その後あまり 詳しくレマニを読んでいない方が目にしたとしたら、「レマニは推奨している」 と受け取られかねないのである。 上記にあるように、今回私が書いた「もし納得できないのなら」という一文でさえ きちんと伝わらないのである。 「まあいいよね」なんて書いた日には、レマニは録音・撮影の諸悪の根源と なることは確実である。 レマニの作者であればそういう事態は絶対に避けたいと思うことも無理からぬ こととおわかりいただけるだろうか。 どんな方でも意見を言っていただけることはありがたいし、どんな意見を持って いても構わない。そしてディスカッションすべき事柄ならきちんと話し合うことも してきたし、今後もするつもりである。 が、こと禁止されている事項に関してはもう今後はこれによらない。 私はレマニの作者であり、「レマニ」という実態のないものの意見を左右する 唯一の人間である。そしてレマニを守る権利もあるのだ。 そもそも私としては、やはり録音も撮影もやめていただきたいと思っているし、 多少行き過ぎと言われようと今後は曖昧な態度をとるつもりもない。 撲滅運動を謳うのには、こういう今までのいきさつがあったことを、知っていた方は もう一度思い出していただきたいし、知らなかった方には知っていただきたいと 切に願う。 もちろん、この撲滅運動はそういう人を糾弾することが目的なのではない。 そういう人たちにそういう行動をやめて欲しい。やめて、一緒に楽しく観劇したい、 ということが本来の、というか唯一の目的である。 ですから、そういうことを考えている方。ぜひともそういう迷惑行動はやめて楽しく 観劇し、カーテンコールでは私達と一緒に心からの拍手を送りましょうよ。 |
東宝宛のメール(2000/1/12) |
下は東宝さんへ宛てた質問状メールです。回答はありませんでしたが、一応私は こういうメールを送りました、という事実のために掲載しております。 |
こんにちは。突然のメール、申し訳ございません。 私はミュージカル「レ・ミゼラブル」日本公演応援サイト、 レ・ミゼラブル マニアックスの関野と申します。 今回いくつかご質問があり、メールを差し上げました。 ぜひとも貴社のレ・ミゼラブルご担当の方に閲覧いただき、 何らかの回答をいただければ幸いです。 当方は、誠に勝手ながらこのメールの内容をレ・ミゼラブル マニアックス(以下略してレマニ)にて公開させていただきます ので、公開可能な回答をお待ちしております。 ---------- ミュージカル「レ・ミゼラブル」におきましては、いつも熱い 感動をいただきありがとうございます。 我々レマニ(私 作者、及び趣旨に賛同して購読くださっている方々) ではミュージカル「レ・ミゼラブル」日本公演を心から応援し、 作品、出演者、スタッフの方々へ、熱い思いを抱いております。 しかし昨年の公演につきましては、いくつかの疑問点あるいは 不信感が芽生えた人が少なからずいることもまた事実です。 そこで、まずはご質問という形でコンタクトを取らせて頂きました。 ぜひとも誠意あるご回答を宜しくお願いいたします。 *質問1* ここ数年、カーテンコール及び上演中に写真撮影(ひどい場合は ビデオ撮影)をしている方を同じ客席から数多く見かけます。 もちろん「録音・撮影禁止」と表示があり、館内放送もされています ので劇場側としても禁止されているということは周知の事実ですが、 なくなるどころかますます増加の一方を辿っていることはすでに ご承知のことと思います。 そういう心無い人達のために、せっかくの観劇の感動を害された方が 私を含めやはり数多くいらっしゃいます。が、不審に思った方が係員の 方に「撮影は禁止なのでは」とお尋ねしたところ、 「カーテンコールは…」と言葉を濁されたとの話も聞きました。 心からこの作品を愛している観客にとってはカーテンコールも作品の 一部であり、そこで現実に引き戻される、あるいは不快感を感じる 周りでの写真撮影を決して望みません。 また、レマニの購読者の中には、光に過敏な体質であり、精神面だけ でなく物理的に調子を崩された方もいらっしゃいます。 昨年千秋楽での、あのビッグタレントの記者会見並のフラッシュを ご覧になり、その上でもし次回公演について何も対応をされないと いうのであれば、これは我々ファンにとっては非常に大きな問題です。 以前帝劇の副支配人の方から「お客様が不快に感じるカメラチェック などはしたくない」とのお話を伺いましたが、確かにおっしゃることは よくわかります。 しかし、それならばフラッシュを不快に感じる、また撮影者によって 不快にされるファンに対してはどのようにお考えなのでしょうか。 我々レマニでも、撮影者を見かけたら声をかけるなど、それぞれに 対策を打ってまいりましたが、とても一個人でどうにかなる量では なくなっており、また、本来個人でどうにかする問題でもないと 思っております。 そもそも撮影をしている方は注意しても聞いてくださらない方 (若しくは一時的に聞いてくださってもすぐまた再開する方)が 非常に多くいらっしゃいます。 ひどい時には立ち上がって拍手をしていた方が「撮影の邪魔だから 座ってくれ」と言われた、というお話も聞きました。 また、上演中に客席で撮影者と係員の方が押し問答していたのが 気になったという方もいらっしゃいます。 もしどうしても入り口でのカメラチェックができないのであれば、 客席内の係員の方を増やし、撮影者を見かけたらナンバータグを お渡しして撮影機材を一時お預かりする等、もっと抜本的な解決 方法を考えていただけないでしょうか。 本来舞台の観劇は作品を楽しむものであり、役者さんの写真を撮る 場ではないはずです。本当に作品を楽しむために訪れている観客を 蔑ろにされてしまうことは作品のファンとしては残念なことです。 そしてまた、撮影している人へ何も対応しないということは、 「禁止されているから」と写真を撮りたいのをきちんと我慢して いらっしゃるファンの方にとっても大変ひどい話だと思います。 公式に舞台写真を販売するなど、他の対処法をお考えいただければ 厳重に撮影を禁止したとしてもそれほど反感を買うものではないと 思いますがいかがでしょうか。 海外ではもちろん撮影などしている観客はいないと聞き及びます。 せっかく質が高いと言われる日本のレミゼが、心無いファンに よってその評判を落とすようなことになっては我々としても 非常に残念でなりません。 が、現状では遺憾ながら録音・撮影者は野放し状態です。 貴社ではこの事態をどのように考え、また、今後どのように対応して いくおつもりなのか、詳しくお聞かせ下さい。 *質問2* 昨年の公演は、ジョン・ケアード氏とはかなり違う演出をされている シーンがあるとお見受けしましたが、なお且つパンフレットに 「ジョン・ケアード演出」と明記されていることについて、どのように お考えかお聞かせ下さい。 大変長くなって申し訳ございませんが、以上2点、ぜひとも ご回答くださいますよう、よろしくお願いいたします。 また、ご回答の内容によりましては、署名運動などさせていただく ことも考慮したいと思いますので、本当にこの作品を愛する人達の ために出来る限り前向きなご検討をお願い致します。 レ・ミゼラブル マニアックス 関野 美紀代