花をもらおう!・囚人番号が変わった!?・君の名は ・「逃亡者」バルジャン・
コゼットを探せ!レベル41(適当)・ 同じフレーズを探せ!レベル25(適当)
花をもらおう! |
カーテンコールで、出演者の挨拶とオーケストラの紹介が済んだ後、
突然ソデから舞台に多数の何かが投げ入れられる。
それは小さな花束で、出演者がそれを1人2、3個ずつ拾うと、
にこやかに観客に手を振って引っ込んでしまう。 初めて見た人は、それで終わりだと思う。すると出演者がまた舞台に走り出てきて、 突然その花束を客席に向かって 投げてくれるのである。
しかし、舞台のすぐ前にはオーケストラ席もあり、
どんなに出演者ががんばって投げてくれても、
せいぜい前から10列目くらいまでしか届かないのである(それもかなりがんばった場合に限る)。
この花をもらうためには、「運」と「早目の予約」(笑)が必要となる。
この花をキャッチしたら、あなたもレ・ミッズマニアだ! |
ちなみに大きさはこれくらい (手と比較してね) | |
これがその花束です。 |
キャラクター名 | 役者名 | 役どころ |
学生 | ||
グランテール | 大谷美智浩・森田浩平 | いつも酒ビンを持っている。目立つのですぐわかる。「共に飲もう」では 「死も恐れぬか 世界は忘れないか 死など無駄じゃないのか」 と自らの行動に疑問をなげかけつつ、アンジョルラスと共に戦い死んで行く。 他に、ファンティーヌといざこざを起こすバマタボワ役も。 |
クールフェラック | 高野絹也・和田哲監 | 熱血漢ですぐに何にでもつっかかる。 バルジャンがジャベールを処刑した形で戻ってきた時、 称賛の意味で最初に銃をドンドン叩き付ける。 「民衆の歌」で「戦えそれが自由への道」と歌う人。 |
コンブフェール | 石山毅・小鈴昌記 | アンジョルラスの参謀役を務める。 ABCカフェで最初に「仲間は準備できた」と歌い、 「民衆の歌」では「列に入れよ 我らの味方に」と歌うのが彼。 皆がジャベールを殺そうと銃を向ける時に止めに入る人。 他に、ファンティーヌを首にする工場長役も。 |
フイイ | 神保幸由・広田勇司 | 「民衆の歌」で「悔いはしないなたとえ倒れても」と街の女性に歌い、 バリケードでは「過ぎた日に乾杯」と友情を歌う。 人の心を燃え立たせる言葉を言う人。 「来い、相手になるぞ〜」の高音が聞かせどころ。 |
ジョリ | 西村直人・斎藤桐人 | いつもマリウスの傍らにいる。 ABCカフェでマリウスの恋愛の話を聞いているのが彼。 見張りとしてエポニーヌ、ジャベールやバルジャンがバリケードに来るのを発見する。 バリケードで死ぬ時に片足でぶら下がる人、 テナルディエが下水道に運んでくる死体も彼。 |
プルヴェール | 西村直人・津田英佑 | 心やさしい詩人という設定らしい。バリケードが市民に見捨てられたとき、 ガブローシュを必死で帰そうとする。 |
レーグル | 林アキラ・大須賀ひでき | 学生としてはあまり活躍しないが、司教様役の人が演じる。 キャスト表に「レーグル司教」と書いてあるのでよく司教様の名前がレーグルだと思っている人がいるが、 レーグルは学生の名前である。 |
その他 | ||
モンパルナス | 青柳勝太郎・岩田元 | テナルディエ強盗団の手下。エポニーヌに気があるようで、 テナ妻はパルナスとエポニーヌをくっつけようとしているとのこと。 プリュメ街でマリウスとコゼットを見つめるエポの前に現れ、 「今夜やるんだよ、この屋敷を」と歌う。 |
バベ | 乾アキオ・岩田元 | テナルディエ強盗団の手下。 10年後のパリのシーンでしなやかな動きでコゼットを捕らえようとし、 マリウスに殴られる。 テナルディエの宿屋では「懐も重たそう」な客を演じ、 バリケードのシーンではエコーのかかった政府軍の声=歌を歌う。 |
クラクス | 酒本朗・井上一馬 | テナルディエ強盗団の手下。 「プリュメ街の襲撃」で 「こいつぁ愉快だ オヤジと娘 街角でいがみ合いだ」と歌う。 娼婦のヒモと、馬車の暴走のシーンで下敷きになるフォーシュルバンも。 |
ブリュジョン | 祐木鎧・井上一馬 | テナルディエ強盗団の手下。力が強いという設定らしい。 「プリュメ街の襲撃」で 「分け前よこせよ 仕事をやろうぜ」と歌う人。 裁きのシーンではバルジャンに間違われた男を演じる。 |
クローン1 | 大川美佳・高谷あゆみ | 港でファンティーヌからロケットを買う老婆。学生たちが死んだ後に出てくる、盲目の老婆 (「教えなかった死ぬことなど」と歌う)もこの人。 |
クローン2 | 大川美佳・尹嬉淑 | 港でファンティーヌから髪を買う人。前回までは1と2は同一人物だったようだが、 今回からこちらは髪を買うような商売をしている人という設定になったようだ。 |
マテロット | 麻生かほ里・児玉奈々子 | バリケード上手の酒場(には見えないが)で働く女性。フイイと恋に落ちる。 これは日本だけの設定らしい。工場のシーンでファンティーヌに同情する人の役も。 |
ファクトリー・ガール | 井上めぐみ・坂口阿紀 | 工場のシーンでファンティーヌとケンカする女性。元工場長の女で、 ファンティーヌを追い出して工場長とよりを戻すという設定とのこと。 |
ジベロット | 井上めぐみ・江川真理子 | バリケード上手の酒場で働く女中さん。「最後の戦い」の前のシーンで、 酒場の主人にすがる人。 |
マダム | 国分美和・山田ぶんぶん | 売春宿でファンティーヌに「お前さんだってさ あたいらと同じよ」と歌う。 10年後のパリで「どきなって 淫売め、あたしのこのショバ荒らすのか!」と歌うのも彼女。 |
ガミネット | 木村聡子・岩本あゆみ・鈴木輝美 | バリケードで戦う男の子の役を務める女性。「共に飲もう」のシーンでバリケードに座り、 足をぶらぶらさせているのがかわいい。2人いるので1と2に分かれている。 |
本役名 | 役者名 | その他の出演場所 |
コゼット | 純名里沙・早見優 | 工場のシーンでは生みの母をいじめる役(笑)。娼婦も演じている。 |
マリウス | 石川禅・石井一孝・戸井勝海 | ツーロンの徒刑場では囚人を、裁きのシーンでは裁判官を演じている。 |
テナルディエ | 斎藤晴彦・山形ユキオ | ツーロンの徒刑場で囚人の役。いつも見逃してしまいます(笑)。 |
テナルディエの妻 | 前田美波里・森公美子・大浦みずき | 司教様のシーンで司教様の妹役を演じる。テナ妻と正反対の慎み深い女性。 |
エポニーヌ | 島田歌穂・本田美奈子 | 工場のシーンと娼婦に出演。あまり目立たない。 |
アンジョルラス | 岡幸二郎・今拓哉 | 裁きのシーンで裁判官、結婚式のシーンでは給仕役を。特に給仕は必見。 |
ファンティーヌ | 岩崎宏美・鈴木ほのか | ワン・デイ・モア〜バリケードでピエール少年役。シマシマズボンが目印。 |
同じフレーズを探せ! レベル25(適当) |
2度以上使われていないメロディーを探す方が大変なくらい、 同じフレーズが何度も出てくる「レ・ミゼラブル」。ここでは比較的大きなナンバーの中から、私が「同じフレーズであること」に感動した部分を表にしてみました。でも、細かいところを探せばもっともっとあります。あなたはいくつわかったかな? |
メインのフレーズ | これが同じ部分! |
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「囚人の歌」はプロローグで最初に聞く曲。つらい人生を象徴しているような曲で、 バルジャンとジャヴェールの対決の曲に使われています。 | |
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順番としては司教様の歌の方が先に出てきますが、メインはやはりカフェ・ソングの方でしょう。 友人たちが死んでしまったのに、自分だけ生き残っている苦しみをマリウスが歌います。 相手を思いやる気持ちの歌として、同じメロディーなのでしょうか。 | |
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これは、どちらもそれまでの自分の人生観が大きく揺らぎ、動揺している歌です。 そういう意味でまったく同じメロディーを使っている、とジョン・ケアード (だと思う)が書いてました。 | |
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夢やぶれて(ファンティーヌ)
「夢は悪夢に 狼の牙が」 |
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「ワン・デイ・モア」は「裁き」(Who am I)と「夢やぶれて」のメインテーマで構成されていて、 さらにそれぞれのキャラクターの歌(ジャヴェールやテナルディエ夫妻)が重なってきます。 第1幕のラストにふさわしい、壮大な曲。私の一番好きな曲です。 | |
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ほとんどテナルディエのテーマといってもいいこの曲ですが、宴会乞食の方はマリウスと コゼットの結婚式で使われているため、出だしがワルツになっています。さらに最後の歌詞 「神様と地獄で」というのが、97年からは客席に向かって「おまえらと地獄で」と変わりました。 | |
「おいで明かりが消える
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この他に、「おいで明かりが消える」の部分はエピローグでバルジャンが 「最後の告白を書いた」と歌うフレーズにもなっています。やさしいメロディーですが、 それがよけいに悲しみを誘います。 | |
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「資生堂ミュージカル」だった頃のCMでも流れた、レ・ミゼラブルの顔と言ってもいい曲。 民衆の歌は、学生たちの奮起の歌ですが、エピローグはまるで天から聞こえてくるような、 透き通る美しい曲になっています。そして感動のラストシーンへ。 |